スピア・ガン/スリングゴム交換用オリジナルZIG

比較的に手に入りやすい水中銃のメーカーとしてBEUCHATなんかがあります・・・。

スピア・ガン/スリングゴム交換用オリジナルZIG

BEUCHATに限った事ではないのですが、ヨーロッパ系の銃に見られるスリングゴムの取り付け・交換・・・。

スリングゴムは伸びのいい天然ゴム系が多いので、やはりひび割れ劣化はどうしても避けられない・・・。

劣化すれば切れたり外れたりするので当然交換が必要になるわけだが、今は殆どワンタッチで丸ごと交換できる用としてセットでそのまま販売されています・・・。

便利と言えば便利なのですが、職業としての漁師以外、スポーツや趣味でこっそりひっそりやっている人なんかにとっては、スリングゴムなんかは実は拘りたい部分の一つで、自分なりにゴムの長さや材質、太さや種類なんかにもこだわりたいところですよね・・・。

スピア・ガン/スリングゴム交換用オリジナルZIG

とは言え、元々本当にこだわってる人は、そもそもスリング部分をもっと簡単に交換できるタイプのものにごっそり変えている人が多いのですが、沖縄で潜水漁で銃を使っている漁師達には、そのままオリジナルのままずっと使っている人が多いです・・・。

実は先日も地元の漁師で、ゴムだけ交換して欲しいと、ゴムを持ち込みで交換だけ依頼に来た人がいました・・・。

私の銃はまた違ったスタイルのスリングタイプなので、カスタマイズでのゴム交換が容易にできるタイプの為、今まで特に難しいと思ったことはありませんでした・・・。

スピア・ガン/スリングゴム交換用オリジナルZIG

そんな延長で安易に依頼を受けてしまったのですが、見てみたら私のとは違うそんなややこしい方のタイプ・・・。

考えてみればそもそも当店には治具がありませんし、そんな治具どこにも売っていないので、さぁー困りました・・・。

断るのは簡単ですが、「できません」という事が元々嫌いなタイプの性格なので、出来る方法を必死に考えましたよ・・・。

そこで治具を設計して一から作ってみる事にしました・・・。

そこで今や私の右腕となってくれている 3D CADと3Dプリンターの登場!

スピア・ガン/スリングゴム交換用オリジナルZIG

ささっと・・・というわけにはいかないものの、3回くらい失敗しながらスリングゴム交換用のZIGが出来ました!

試作と言えば試作でもありますが、材質はPETGを使ってInfilはソリッドで作りましたので、接合のねじ部分に必要以上の力を加えない限りこのまま使っても問題ありません。

でもそこは丈夫な金属で・・・となれば、CADの設計データをそのまま工場に渡せば削り出しで作る事がてきます・・・。
スピア・ガン/スリングゴム交換用オリジナルZIG

私は早速そのまま使ってゴム交換をしましたが、自分で言うのもなんですがメッチャ便利・・・!

スリングゴム交換ZIG、樹脂タイプ、金属タイプともこれから販売していきますね!

メルカリにでも出してみようかな・・・。



"TAKE"


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