名刺入れ・・・カードケースとも言いますかね?
名刺を入れていたそのカードケース事どこかに無くしてしまい、名刺自体はいいとしても改めて名刺入れを買うのがなんだかちょっと躊躇っていました・・・。
というのも、以前どこかで聞いたことがあったのですが、名刺は印刷すればいいのですが、名刺入れ・・・カードケースもネクタイや腕時計、または靴同様、社会人にとってちょっとセンスを見られる部分だとか・・・。
以前使っていたその100均の名刺入れは、本当にシンプルな安っぽい無機質なステンレス素材で、何の変哲もない単なる名刺さえ入れられればというカードケースだったのですが、確か30代前半の頃に買ったもので、逆に長持ちするものだからそのままずっと気にせず使っていたのですが、ついに紛失・・・。
そしていよいよ買い直さなければならない時が来てしまったのですが、今の歳になって改めて名刺入れを買おうとすると、もう流石に100均は無理ですし、センス・・・と言われてもどんなものを選べばいいのかわからないですし、きっと私の性格ですからそんな事を気にして選ぶのに相当時間がかかるのではないかと思ったら、面倒臭くなって足が遠のくわけです・・・。
・・・と、買い物ごときにしばらく及び腰になっていた時、そうか、作ればいいんじゃない?と思い付き、名刺入れ、カードケースを3Dプリンター作ってみる事にしました!
これだったら、センスがどうのこうのと言うよりも、まずは "楽しい" じゃないですか!
という事で、色々工夫しながらCADでデザイン設計!
早速ウチの3Dプリンターで、一から構想デザインした全くオリジナルのカードケースを作ってみました!
折角だからとちょっと何パターンか模様も入れて作ってみたのですが、デザイン模様はきっと私センス無いのだと思いますが、これが中々機能性も完成度も高い自信作が出来てしまいました・・・!
ウチには複数台あるので、FDMとSLAのタイプの違う方式でそれぞれ作ってみましたが、やっぱりそれぞれの機械特性が大きく出来すよね。
今回考案したスライドタイプのカードケースはスライドする部分がある為、摩擦係数から言ってもスライドの滑らかさという意味でFDMで作ったものの方が断然機能性は高いと言えます。
一方SLA式で作ったケースは、外観の滑らかさやデザインなどの細かい表現、全体的なクオリティーは断然こちらの方が美しいのですが、素材同士の摩擦係数が高い為、スライド部分でちょっと引っ掛かりが強くて抵抗があり、機能性としての開閉に問題を感じられます。
ちょっと調子に乗って何パターンかのイラストデザインを入れてみたのですが、出来上がりを客観的に見てみると、実質的な機能性はとても高いと思いますが、やっぱりセンスが・・・。
今後は当方で作った3Dデータを、ネット上でダウンロード販売できるようにしていけたらなと思います!
アサヒ3D製作所