パズルのようなアッセンブリ・・・
何かモノを作り上げる為にモデリングしていく上で、別々にモデリングされた部品と部品を組み合わせていく、取り付ける、という作業が最終的に必要になってくることが求められるのですが、その過程の中でどことどこをどう取り付けるのか?や、組み合わせるのか?などが求められていくわけです・・・。
単純に考えればその部品同士をネジで留める、ボルトで締め付けて組み合わせる・・・だけでいいのかも知れませんが、工業界で求められるのはいかに単純工程で合理的にしかもコストダウンできるか・・・?
という課題が常に付きまとってくるわけです・・・。
当然そこで出来上がってくる手間工程と原材料コストなどが商品価格に反映されてくるので、どんなにいいモノでも同じ機能同じデザイン耐久性なら安い方が良いに決まっているので、コストばかり跳ね上がって売れないものになってしまうものは避けたいのは必須です・・・。
そこでそんな部品同士を組み合わせたり取り付けたりする技術構造が一つ大きなポイントになってきていて、そこに大きな壁が出来てしまいます・・・。
全く「無」の状態からは考え付かないので、私が多くヒントにしているのはダイビング器材です!
これらもどこかの国のデザイナーが考え出しているのか応用しているのかでしょうけど、組み合わせ方に実に面白いアイデアと工夫が沢山見受けられます・・・。
余分なネジ1本使わずに「回したり」「ひねったり」「ずらしたり」して、まるでパズルのように手順を踏んでいくだけでそれらがネジやボルトの代替となり目的の機能を果たすのです・・・。
特に業界大手のAQUALUNGグループのダイビング器材製品にはそれらが顕著に伺えますね・・・。
底辺のデザイン技術とアイデアが一つの企業努力に貢献していけるというわけです・・・。
しかしどうしたらそんなアイデアデザインが生まれてくるのだろうと "凄いなー" と、思うだけでまだまだ全然自分に活かされていない現実にがっくりに今日この頃です・・・。
アサヒ3D製作所
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